歯を抜く前に、よくお考え下さい
大垣スイトスクエア歯科・矯正歯科では、できる限り歯を抜かずに矯正治療を行なっています。
しかし、それはどんな歯医者さんでも同じじゃないの?と思われることでしょう。確かにどの先生でもできる限り歯を抜かずに治療されます。つまり、どの程度で『歯を抜かないと矯正治療できない』と判断するかが問題なのです。
この問題は多くの矯正医の間で今も論争が繰り広げられているところでもあります。
大垣アピオ歯科・矯正歯科では、まず顎の成長を促し、骨の一番広いしっかりした部分に奥歯を並べて行くことで前歯をならべるスペースを確保し奥歯の安定した咬合を作っていきます。抜歯を行なう必要がある場合はこの時点で判断します。こうすることによって、歯を抜いて治療する必要にあった患者さんのほとんどが抜歯の必要がなくなるのです。
非抜歯治療とは、矯正治療を行なうときに最も抜歯の対象になりやすい小臼歯をできるだけ抜かないで歯を並べていく方法です。ですから、親知らずなどの抜歯は必要になることがあります。
歯を抜かない矯正歯科治療のメリット
長期にわたる噛み合わせの安定
歯を抜く矯正治療では、噛み合わせに問題が生じることが多く。それに対し、歯を抜かない矯正では、必要な歯が欠けることがないので、長期にわたって噛み合わせが安定します。
短期間での治療が可能
矯正には時間がかかるというのが一般的な見解なのではないでしょうか。実際、歯を抜く矯正治療には2年から5年程度の時間がかかります。しかし、歯を抜かない矯正の治療期間は、穏やかな力を加えたり、使用する装置を工夫することによって、成人でも痛くなく、短期間で済みます。
呼吸の改善
歯を抜かずに整った歯並びにすることで上顎が拡大され、鼻からの呼吸が快適に行えるようになります。また、舌房も拡大されるため、慢性的な酸素不足や、いびきなどといった呼吸障害も解消されます。